「さっさと別れたほうがいいとわかっているのに、別れられない」
というお話、わりとよく伺います。

離婚を選ばない理由が、子どもが小さいとか、経済的な不安ではなく、
夫に対する執着心が手放せない、というものです。

「夫に執着してるのかも…」

と、クライアントさん自身もおっしゃるのですが、
よくよく伺ってみると、ご主人を手放せないでいる、というより、
自分自身の精神的な安定を手放せないでいる、というパターンが多いように感じます。

結婚して、子どもを産んで、家を買って、子どもが自立したら…と、人生設計しながら生活してきたわけですから、それを台無しにされたら、不安になるのも無理ないですよね。

ですが、同じ出来事を目の前にして、
「まあなんとかなるでしょ」と思える人と、
「どうやって生きていけばいいの…」と思ってしまう人には、大きな違いがあります。

夫への執着の正体の多くは、
自分が一人で生きていかなければいけないという不安です。

実際は離婚したからと言って、天涯孤独になるわけではありません。

でも、精神的に頼れる拠り所を失う、という不安が大きいんですよね。

これは、幼少期の家族関係が大きく影響していると思います。

小さい頃の親子関係の中で、ここにいれば安全、安心、という感覚を持てずにいると、
大人になっても、拠り所になる人を求めてしまいます。

そして、危険な男性ほど、「一生そばにいる」「絶対にお前を守る」といった、
僕は君の拠り所になれるよ!というメッセージを出して、
近づいてくる女性を囲い込もうとします。

その構造が見えてくると、執着を手放しやすくなります。

子ども時代は一人で生きる力はなくて、どうすることもできなかったけど、
大人になった私にはもう力がある、大丈夫。

そう思えれば、もうこっちのものです。

パートナー不在で一人で生きていくというのは、
すべてを一人でこなさなければいけない、ということではありません。

むしろ、抱え込まずにしっかり周りに助けを求めることが大事です。

傷つかない、頑張らないで生きていける道筋を、一緒に探していきましょう!

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