東出さんの謝罪会見を、芸能ニュースで少し観ました。
(東出さんの不倫についての考察は、こちらの記事に詳しく書いています。)
妻と不倫相手、どっちの方が好きなのか?という問いに対して、沈黙の後、「本当のことを言えば妻を傷つける」と、暗に不倫相手の方が好きだというような発言をされていたのが話題になっていました。この質問自体がゲスだ、という意見もありました。
私は、この問いは「無意味」だと思います。
クライアントさんにもよくお伝えしますが、そもそも、奥さんに対する愛情と、不倫相手に対する愛情は別物で、比較対象になりません。
みなさん誤解されていますが、例えば愛情が100%の内、愛人に80%注いだら妻の分が20%になる、とか、そういう問題ではありません。
奥さんが大好きなのに不倫する人だっています。
比べるだけナンセンスなんです。
また、東出さんの発言に対して、「結局愛人のことがまだ好きなんじゃないか!最悪!」みたいな批判も目にしましたが、これは私からすれば「あるある」です。
アルコール依存症の人は、断酒を何年継続しても、お酒好きです。
ギャンブル依存症の人も、何年やめても、パチンコ好きです。
依存対象が「好き」なのは、ごく当たり前のこと。
これまで愛人という存在に依存していたのですから、急に嫌いになれません。
もちろん、妻の立場からすれば、別れてもまだ彼女のことが好きなんて、ショックですよね。あきれ果てても仕方ないことです。
我慢する必要はありませんが、むやみに傷つく必要もありません。
まだ「酔い」から覚めていないのだ、と理解するといいと思います。
不倫相手への愛と、夫婦間の愛、家族の絆を、同一視すべきではありません。
ご主人の言動をどう理解すべきか、また自分自身の気持ちをどう整理すべきか、悩んでいるようでしたら、ぜひご相談くださいね。
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