不倫したことを問い詰めたら、している側から「離婚したい」と言われてしまった、
という話をここのところよく伺います。
謝ってくれたらやり直すことを考えても…と思っていたのに、逆に「離婚したい」と言われてしまったら、戸惑いますよね。身勝手な訴えに、腹も立つと思います。
そんな時、どう対処したらいいのでしょうか?
まずは一旦相手の要望を「受け止める」ことです。
すぐに「何言ってるの!?」と反発せず、「あなたが離婚したいと考えていることはわかりました」と、要望だけ受け止めます。よくクレーム処理でいう、「ご意見承っておきます」みたいな感じですね。
で、「大事なことなので急には決められない、私にも時間が欲しい」と、離婚するかしないかには言及せず、返事は保留にしておきましょう。
不倫が発覚してからの「離婚したい」「実は前から離婚したいと思ってた」という発言は、鵜吞みにしないほうがいいと私は思っています。
なぜなら、現在進行形で不倫している人にとっては、不倫を続けることが最優先なので、
「不倫がばれた」→「でも別れたくない、やめたくない」→「離婚するしかない」という短絡的な発想になりがちなんです。
当然、慰謝料も養育費も財産分与も、なーんにも考えていません。
本当に前々から離婚したいと思っていたなら、その辺もしっかり考えているべきですよね。
不倫された側は、冷静なので先の見通しを考えて「じゃあ子ども/家はどうするの?」と不安を返しますが、それも、不倫真っ最中の人には、不倫を邪魔する攻撃としか捉えてもらえませんし、明確な返事は返ってきません。
つまり、このタイミングで建設的な議論をするのは無理なんです。
不倫を終わらせて、元の生活に戻ったときに、ようやく落ち着いて色々考えることができるようになります。
と同時に、「離婚したい」と言っていた気持ちが無くなってしまうこともよくあります。中には言ったことすら忘れてしまう人もいます。
もしあなたが、離婚ではなく夫婦関係の再構築を望むなら、夫婦での話し合いよりも先に、不倫関係の清算から取り組むことをおすすめします。
まだ夫婦を諦めなくて大丈夫です。1人では難しい時は、ぜひ相談してくださいね。
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