こじれてしまったご夫婦関係で、
再構築すべきか、離婚すべきか、迷っている、答えが出ない、
という方も多くいらっしゃいます。
私はいつも、
「自分のパートナーとして、一生一緒に生きていく相手として、
彼がいいと思うかどうかで決めてくださいね」
とお伝えしてます。
基本的には、
「やっぱり主人のことが好きです、別れたくありません」
という方には、再構築の方向でアドバイスしています。
ただし!
この、「好き」という気持ちには、不思議な魔力があって、
「私は彼のことが好きなんだから、何をされても構わない」
という、自己暗示をかけてしまうことがあるんです。
愛があればどんな困難でも受け入れる
と書けば、何やら美しく感じますが、
実際にあなたが傷ついているのであれば、それは「暴力」なんです。
好きだから、愛してるから、と、傷ついている自分を無視し続けると、
その無理は何らかの形で現れます。
頭痛、耳鳴り、生理不順など体調不良だったり、
お酒、過食、買い物などの依存だったり、
あるいは、お子さんが不安定になったり、体調不良をおこすこともあります。
「キライになれたら楽だけど、優しい時もあるし、根は悪い人じゃないから…」
という人もいます。
そういう場合は、わざわざ嫌いにならなくていいと思うんです。
好きな人を嫌いになるって、実はすごく難しいです。
むしろ、愛しているからこそ、彼の回復を信じて「手放す」という考え方もあります。
手放せないのは、あなた自身に課題があるからかもしれません。
優先順位を間違えていませんか?
まず、一番大事なのは、あなた自身です。
自分を大事にできない人は、他人といい関係を築くことはできません。
あなたは、本当に、彼のことが「好き」なんでしょうか?
「好き」なら、あなた自身が傷つき続けても、いいのでしょうか?
ぜひ、自分の心の声、身体の声をよく聴いてください。
彼との関係の中にいるあなたは、心地よいと感じますか?
この関係の中に、常におだやかな幸せはありますか?
何かをしてあげなくても、されなくても、側にいられる安心感はありますか?
1度、じっくり考えてみてくださいね。
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