あなたのココロのメンテ

夫婦の再構築を目指す人こそ、不倫はうやむやにしてはダメ

不倫の証拠が出てきても、見て見ぬふりして何も言わない

という対応方法をとっている方が、少なからずいるようです。

言ってもどうせ、ごまかされるだけだから。
指摘して、「だったら離婚しよう」と言われてしまうのが怖いから。
もう、同じことを何度も繰り返しているし、慣れっこになってしまった…。

など、理由は色々あると思います。

私は、再構築するなら、問題は全部出し切るべきだと思っています。

 

依存症の本人への、よくない対応方法として、「イネイブリング」というものがあります。

イネイブリングとは、良かれと思ってやっているのに、

結果的に本人の問題を進行させてしまうような行動です。

わかりやすい行動でいうと、本人が酔って壊したものを、代わりに片づける、

迷惑をかけた人に謝る、借金の肩代わりをする、などです。

これをしてしまうと、本人は自分の問題に直面化することがないので、

行動を変える必要性を感じることができなくなってしまうのです。

 

不倫について、見て見ぬふりをする、黙って耐える、我慢する、も、

このイネイブリングにあたると思っています。

家族から何も言われなければ、家族の気持ちに直面化することがないのです。
だから、家族がどう感じているかを考えることなく、関係を続けてしまうのです。

 

「恋愛ごっこにあきたら、自然にやめるだろう」と考える方もいるかと思いますが、

なんの介入もなく、不倫関係が自然消滅することはまずないと思った方がいいです。

5年、10年単位で不倫関係がある人もざらにいます。

 

再構築が目的でも、ただただ、我慢するのはやめましょう。

かといって、怒ったり説教したり、毎日スマホチェック管理にやっきになる、も、やめた方がいいです。

大事なのは、こちらの気持ちを伝えることです。

相手を責める代わりに、「帰ってこなくてすごく心配した」「ショックだった」

「もうどうしていいかわからない」など、率直にこちらの気持ちを伝えましょう。

 

不倫関係に依存している最中は、それが最優先になって、

家族の気持ちを思いやることなどできないのです。

だからこそ、こちらの思いをしっかり届ける必要があります。

正しく向き合えば、本人の反応も変わっていきます。

ぜひ試してみてくださいね。

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