あなたのココロのメンテ

「こうあるべき」「~すべき」をいったん捨てる

今日は、

もっと「やわらかーく」生きてみませんか?

というお話です。

「1度結婚したら、離婚はしてはいけない」
「子どもには必ず両親がそろっていないといけない」
「正社員になったら、そこにずっと勤めないといけない」
「親の面倒は子どもが見なきゃいけない」

…というような、自分を苦しめている「思いこみ」はありませんか?

もちろん、社会的に守らなくてはいけないルール、モラルはあると思いますが、

「こうあるべきだ」「○○すべきだ」ということに縛られ過ぎてしまって、

自分の幸せを見失ってしまう人がいます。

人には誰にも、幸せになる権利があります。

自分の幸せを、もっと自由に追い求めてもいいんじゃないのかな、

と、普段からご相談を受けていて、感じています。

自分の中で、こうあるべき、や、○○すべき、という考えが湧いてきたときには、

「どうしてそう思うのか?」「本当にそうなのかな?」と、疑ってみてください。

そして、別の視点から、意見を持ってみてほしいのです。

ちなみに、上に書いた「~でないといけない」の反論はこんな感じです。

3組に1組のカップルは離婚します。

ひとり親家庭でも、成長して成功している人はたくさんいます。

終身雇用の時代は終わりましたし、会社そのものの安定すら、保証はありません。

子どもが親を世話できない場合は、介護保険や、生活保護など、

国の制度やサービスを使うことはできます。

こんな風に、いったん自分で自分に課してしまっている「思いこみ」はないか、

それに別の考え方はできないか、ぜひ整理してみてください。

もっとラクに、幸せになれる選択肢を選べるようになると思いますよ。

ただ、「何をやってもいい」「わがままを通す」というのとは別ですよ。

自分でしたことには、自分で責任を取らなければならないのは当然のことです。

(某スピ系の人たちがそういう主張をしていますが、私はそれは違うし、

かえって社会からはじき出されて、幸せにはなれないと考えています)

生きていれば、何度でもやり直すことはできます。

結婚がうまくいかなかったのなら、離婚していいし、
この人ならと思う人が現れたら再婚してもいいし、
仕事が合わなければ、別の仕事に挑戦してもいい。

動いてみて、試してみて、あ、やっぱりこうじゃなかった、と思ったら、

また戻ってみたっていいんです。

私の相談室「snowmelt」は、「雪解け」の意味です。

がちがちの氷のように、あなたを足止めする考えを溶かして、

生まれ変わる新しい1歩を踏み出してほしい、という意味を込めています。

そのお手伝いができたら、嬉しいなと思っています。

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