昨日、「ピアサポ祭り」という講演会に伺いました。
このイベントは、さまざまな依存症や摂食障害、生きづらさを抱えた人が仲間と回復を目指すというのが大きなコンセプトで、今回のテーマは「暴力」でした。
そのサブタイトルが、「ボコボコからヨシヨシまで」。
いわゆる殴る蹴るのような、わかりやすい暴力はもちろん、「ヨシヨシ」と世話を焼き、その代わりに言うことを聞きなさい、と支配するのも暴力だ、ということです。
シンポジウムの中で、摂食障害の自助グループ「NABA」の代表、鶴田桃エさんのこの発言がとても印象的でした。
「グループの中で、仲間の話を聴いていると、いろんな家庭環境があるし、最初はウチはそれほどひどくない、と、状況を比べたりする。でも、だいたいみんなに共通するのは、お母さんが幸せそうじゃない、っていうこと。」
たいていのお母さんは、お父さん(夫)との関係が上手くいっていなくて、大事にされていなかったり、でも世間体や、経済力に心配があるから離婚しないで、無理をして生活している。
それを見ている子どもとしては、お母さんをこれ以上困らせてはいけない、といい子を発揮してしまう、と。
これは、本当にそうだなと思います。
今までのご相談を振り返っても、相談の初めは、ご本人よりお母さんの方がしんどそうだったりします。
そんなお母さんが相談を継続するうちに、徐々に元気になると、子どもにもいい変化が起きるようになります。
子どもって、親のことをよく見ていて、自分がどう振舞えばいいか、考えるんですよね。
私自身は小さい頃に父母が離婚していて、自分の記憶はあまり残ってないのですが、母や姉の話によると、父母がケンカすると、よく仲裁に入っていたそうです。3才ごろですよ!
あなたご自身の小さい頃はどうでしたか?お母さんは、幸せそうでしたでしょうか?
そして今、あなたは幸せなお母さんでしょうか?または将来、幸せなお母さんになれそうでしょうか?
周りを幸せにするためには、まずは自分が幸せになることです。
じっくり考えてみてくださいね。
講演会は他にもシェアしたい情報盛りだくさんだったので、またお伝えしていきますね。
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