親の不倫が子どもに与える影響
もう20年以上前の、私が就職して間もない頃の話です。
当時私は、2か月間精神科のクリニックで実習をしてまして、その時には、医師の診察の前に必要な情報の聞き取り(予診)をやらせてもらっていました。
ある日、リストカットしていた女子高生とそのお母さんが一緒に来て、お話を伺っていたのですが、その女の子自身はあまり話してくれなくて、そんなものかなと思って話を終えて、先生の診察につないだんですけど、診察前にその子が、私を指導してくれていたスタッフに「一人で話したい」と言ってきました。
で、改めて聞いてみると、実は彼女は自分の父親の不倫現場を目撃してしまって、そこから不安定になって自傷行為に及んでいたんです。
すごく優しい子で、「お父さんが不倫してるなんて知ったら、お母さんが傷ついてしまう」と考えて、お母さんには話していなかったので、親が同席での予診では言えなかった、とのことでした。それで誰にも言えずに一人で抱え込んでしまい、どうにもならずに自傷行為をしてしまったそうです。
親の不倫は、子どもにとっても大きなショックなんですよね。
この子のように、すぐに精神的に不安定になる子もいれば、両親の夫婦仲の悪さが後々、大人になってからの生きづらさにつながる場合もあります。
クライアントさんの中にも、自分やご主人の親が浮気・不倫をしていた、というケースは少なくありません。
そういった負の連鎖を断ち切るというのも、カウンセリングの大きな役割だと思っています。
お子さんが直接相談の場にいらっしゃることがなくても、お母さんが笑顔になることで、元気を取り戻すことはよくあります。
また、小さなお子さんだけでなく、成人しているお子さんたちにとっても、親が生き方、考え方を変えていこうとする姿というのは、ポジティブな影響を与えます。
今さら…と思わずに、ぜひ未来に目を向けてくださいね。
依存症というのは、「やめたいのにやめられない」という心の病気です。
実は浮気や不倫も、アルコール依存や薬物依存のように、ダメだとわかっているのに止められない、という状態に陥ってしまっていることが多いんです。だから、何度言っても別れてくれない、やっと別れさせたと思ったら復縁していた…ということが起きてしまうんです。
依存症という切り口から不倫の背景や構造を理解すること、パートナーへの関わり方を変えていくことで、こじれていた夫婦関係の修復が可能になります。
あなたにご提案するのは、これまで多くの依存症問題に取り組んできた私が構築した、オリジナルの夫婦関係修復メソッドです。ぜひご視聴ください。


