一口に不倫と言っても、彼女の存在、彼女との恋愛関係に依存しているのか、単純にセックスだけの依存なのかで、介入方法、回避の方法は多いに違ってくると私は考えています。
恋愛依存症とセックス(性)依存症は、意味合いがちょっと違います。恋愛依存は相手との人間関係への依存、セックス依存症は性行為そのものへの依存です。
セックス(性)依存症の詳細は、こちらの記事に書いています。
性依存症は、「性行動がコントロールできない」という状態です。
不倫の中でも、
- 風俗の利用が頻回、借金してでも通う
- 複数の女性と並行して身体の関係がある
- 既婚を隠して出会い系サイトの利用をしている
- パパ活、援助交際をしている
などの事例の場合は、私はセックス依存症を疑います。
この場合、夫婦関係は良好なことが多く、妻への不満があって
の不倫、という可能性は少ないです。
単純に性的な快感という刺激を求めているからです。
行動自体は派手なので、重症にも思えますが、逆に言えば、
特定の女性にハマっているよりも関係は断ちやすい、と私は思います。
妻の立場の方に特に伝えたいのは、
妻とのセックスを増やして補えば済む問題ではない
ということです。
彼らは「日常にはない刺激」を求めているのです。
「夫の要求に十分応じてあげられなかったから」とご自身を責める
方がいるのですが、それは全く気にしなくていいと思います。
(もちろんセックスレスの場合はその対策が必要ですが)
とにかく回復のスタートは、ご主人自身が、しっかり自分の問題と向き合うことです。
カウンセリング、マインドフルネス、自助グループへの参加が有効です。
ぜひご相談ください。
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