不倫のことをSNSで情報収集していると、夫婦愛をそもそも信じていない人が結構いるんだな、って思います。
子どもの頃は、お父さんとお母さんはいつも仲良しでハッピー、と思っていたけど、自分が大人になって、結婚が現実的になってくると、ずっと愛し合っている夫婦って、幻想なのではないか、と考えるようです。
いわば「サンタクロース」みたいな感じです。
いい年になって、「結婚で幸せになれる」と信じていることは、
「え、まだサンタさんがいるって信じてるの?いい加減現実見なよ」、
と近いという、ちょっと斜に構えた考え方です。
確かに、結婚したらみんな幸せになれるのかと言われれば、そんなことはないですよね。
サンタさんが無条件にプレゼントをくれるようには、幸せは手に入らない。
夫婦お互いの努力が必要だと思います。
でも私、決して夫婦愛はファンタジーではないと思っているんです。
若い頃は私も、自分の親だって離婚しているし、たった一人の人をずっと愛し続けるなんて無理なのでは、と思っていました。
でも、義両親がこの考えを変えてくれたように思います。
義理の父が亡くなったとき、義理の母は棺にすがりついて、子どものようにわんわん泣いていました。
50年近く積み上げた愛が、そこには確実にありました。
「吉田山田」というアーティストの、「日々」という歌はご存知ですか?
老夫婦の愛をテーマにした歌です。良かったら聴いてみてください。
私が初めて聴いた時号泣して、その後、義父が亡くなった後、家族でカラオケに行ったときに私が歌ったら、家族中が号泣しました。すごい曲です。
確かに恋心は、時間とともに冷めていきますよね。
でも逆に、1日1日の積み重ねで、深まっていく愛もあります。
自分の中の、パートナーへの気持ちが、愛なのかどうかわからないとき、「情」とか「依存」とか「執着」とか、色々言い換えようとしがちですが、シンプルに、この人と一緒にいることが幸せなのかどうか、を素直に感じ取ることが、実は大事なのではないかなと思います。
自分が不幸だと感じていると、人の幸せはまぶしすぎて、受け入れられないことってありますよね。
自分には手に入らないもののように感じてしまうかもしれません。
でも、そんなことないんです。
望めば必ず暖かい幸せは手に入る。
私はそう信じています。
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