日々の出来事から

「おにぎり2800個」エピソードにモヤモヤした私

先週はイチロー選手の引退会見で、みんなざわつきましたよね。

私が読んでいる、メルマガやSNSも、みんな注目テーマは違うものの、イチロー選手の話題ばっかりでした。

私も、イチロー選手は本当に素晴らしい人だと思います。
野球のことはさっぱりわからない私が、彼がバッターボックスに立った時のマネができるくらいですし、野球ファンからしたら、神様みたいな存在ですよね。

そんな記者会見で、私がちょっと違和感を覚えたのは、弓子夫人に関するエピソード、です。

支えてくれた妻への感謝の気持ちって、こういう会見の時、必ず記者の人が促しますね。

おにぎりを今まで2800個くらい握っていて、3000個まで握りたいというのが、弓子夫人の目標だったそうです。

3000個まで握らせてあげたかった、と、イチロー選手は話していました。

長い現役生活を、一緒に頑張ってくれた妻への感謝の気持ちを、彼なりに表現したのだなと、理解はできたのですが、私、なんだか、素直に感動できなかったんですよね。

弓子夫人て、元々はTBSのアナウンサーでしたよね。
今は全然表舞台に出ていないようですが、知的な印象で、素敵な人だったと記憶してます。

彼女はきっと、結婚した時に、ご主人に人生を捧げようと決めたんでしょうね。
それくらいの覚悟がないと、彼の妻は務まらないのかも知れません。
お子さんはあえて作らなかった、とも、耳にしたことがあります。

おにぎり3000個の目標は、弓子さんの「夫を支える」という、人生のテーマを具現化するものだったのだと思います。

叶わなかったとしても、彼女自身は、何の後悔もないのかもしれません。
ご主人自身が、やりきった、と引退したのですから。

でも私は、そんな人生嫌だなーって思ってしまいました。。

世の中の人は、「妻の鑑だ」と、彼女をほめたたえるかもしれませんが、
私はそうは思いません。

自分で立てる目標を、他人軸で決めていると、こういうことになりがちです。

達成できなくても、文句は言えない。
逆に、失敗しても、自分の責任にはならない。

弓子夫人て、もっともっといろんなことができた人だと思うんですよね。
スポーツ選手の妻、という肩書だけで生きるのは、ちょっともったいないような気がします。
そういう意味では、これから、活躍の場が広がるかもしれませんね。

ちなみに私も、正社員辞めてからは夫のお弁当を作り続けているので、おにぎり1000個分くらいは達成してそうです(笑)。でももちろん、それを目標にはしません。

夫は夫らしく、職場で活躍したらいいし、私は私で、自分らしく、皆さんのお話を伺いながら、生きていければそれでいいかと思っています。2人とも凡人ですし。

あなたはどう思いましたか?

無料レポート「不倫された心の整え方」

ご主人の浮気・不倫に傷つき、一人で悩んでいませんか?

そんなあなたにお伝えしたい20のメッセージをまとめました。

どうぞお受け取りください。