フリーライターの亀山早苗さん。
不倫に関する著書が多く、不倫の専門家、と言えばこの人、と私は勝手に思ってます。
その亀山さんが、著書の中でこう書いていたんです。
「家族の間には恋愛感情はないのが当然だし、むしろ必要ない」
「夫婦というものは、普段は男女として、
お互いの心のひだを読んだり気遣ったりしなくてもいい」と。
あなたはこれについて、どう思いますか?
私は、「そんなの寂しい」って思いました。
そして、家族=戸籍上のつながり、という「家族制度ありき」
な日本らしさを感じました。
確かに、ドキドキしたりときめくような感情を、
一緒に生活していて何十年もずっと持ち続けるっていうのは、難しいかもしれません。
でも、お互いがパートナーとして存在を大事にしあえたら、
「この人が好き」という感情を持ち続けることは、そんなに難しくないと思うんです。
私のちょっと遠い親戚に、もう90歳過ぎたおばあちゃんがいます。
民生委員を務めていたこともある、インテリジェンスな女性です。
今も全然ぼけてないです!
もうずいぶん前になりますが、その方のご主人が亡くなったとき、
ご自宅に弔問に伺ったんです。
私、その時がご主人と初めてお会いするタイミングになってしまったのですが、
彼女は私に、
「ね、結構いい男でしょう?」
って、微笑んだんです。
その時、私、すごく感動したんです。
50年以上、ずっとそばにいた自分のパートナーを
「素敵でしょ」って自慢できることに。
私もこんな夫婦になりたいなって思いました。
安心できるパートナーを選ぶことと、
境界線を意識したコミュニケーションをとることで、
良好なパートナーシップを持ち続けることは可能です。
それは、「夢物語」や「特別なこと」じゃないんです。
家族愛と、パートナーへの愛は、両立できると私は思っています。
あなたは、どう思いますか?
そして、どんな夫婦像が理想ですか?
ご主人の浮気・不倫に傷つき、一人で悩んでいませんか?
そんなあなたにお伝えしたい20のメッセージをまとめました。
どうぞお受け取りください。