不倫夫への接し方

再構築は、その先の人生あってこそ

今朝のニュースで、三重県の痛ましい殺人事件を取り扱っていました。

夫の浮気に気づいた妻が夫を問い詰め、そのきっかけで夫に殺されてしまったそうです。
被害者の奥さんの知人女性が、彼女が悩んでいたやりとりを証言していました。
そのLINEの中に、「パパ(夫)のことを信じたい」とあったんですよね。


奥さんとしては、ご主人とやり直したいと思っていたようです。 ですが夫の方は、離婚してほしかったのに応じてくれなかった、と殺意を抱いたようでした。

とても悲しいすれ違いですよね。
奥さんには何の非もないのに、命を奪われる結末になってしまったのです。

私は、クライアントさんが再構築を望むなら、いつもそれを応援しています。

ですが、当たり前ですが、再構築は「その先の人生あってこそ」です。

ご主人に「離婚したい」と言われて、すぐに応じる必要はないのですが、こちらの身を守るためにも、冷却期間の別居はアリだと思います。別居したら必ず離婚しなくてはいけない訳ではありません。

「別居に応じたら、より距離が離れてしまうのでは?」と、一緒に暮らすことを頑張りたがる人もいますが、相手が不倫に夢中で我を忘れ、敵意むき出しなのに一緒にいようとするのは、かえって刺激になってしまいます。
(ごくまれに、「私を殺したければそうすればいいじゃない!」と挑発するような方もいて、聞いている側としてはひやひやします。。)

また、された側がむきになっている状態でも、夫婦間のコミュニケーションはうまくいきません。
せめて、おちついて相手の言い分が聞けるまで、自分の調子を整えるようにしましょう。

また、普段のやり取りから暴言や脅迫があるなど、身の危険を感じるときは、管轄の警察の、生活安全課に事前に相談しておきましょう。事前に情報があれば「ただの痴話げんかでない」と判断して、介入してくれる可能性が高くなります。

まだこのご夫婦の背景はよくわかりませんが、これまで普通に暮らしていた人が、連れ添ったパートナーに危害を加えてしまうほど、人間を変えてしまうなんて、本当に不倫は恐ろしいと思いますし、私も緊張感を持って普段の相談を受けていかなければいけないな、と改めて思いました。

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