「『I』メッセージを意識しているつもりなのに、なかなかうまくいきません…」

というお声をいただきました。

夫婦関係の修復を目指すうえで、コミュニケーションの改善はとても大事です。

私もカウンセリングの中で、アサーティブや「I」メッセージなどのコミュニケーションスキルについて説明し、自分の気持ちを言語化してしっかり伝えていきましょう、というお話はよくさせていただいています。

それはそうなんですけど、
実はコミュニケーションの改善って、土台が整ってないと、
いくら学んだ技術を使っても、うまくいかないんです。

コミュニケーションはキャッチボールです。
相手が受け取りやすいようなボールを投げることが、
コミュニケーションのスキルでできることです。

剛速球で投げつけることは暴言にあたりますし、
無視はそもそもボールを投げないことになります。

そういったものを、相手に届くようなボールに変えることは、
こちらの意思でできることです。

ですが、どんなにいいボールを投げても、
相手がそっぽをむいてて受け取ろうとしない、
ボールが入るカゴは持ってるようだけど、穴があいてて抜けてしまう、
そもそもボールを投げさせようとしない、

というような状態であれば、こちらの努力は無駄になってしまいます。

思い当たることはありませんか?

だからこそ、私はコミュニケーションスキルについては
継続サポートの後半の課題に設定し、前半はその「土台作り」をメインにしています。

「土台作り」とは、まずは夫婦で対等に向き合える関係性を作ることです。

例えばご主人がモラハラタイプの場合、
夫が上、妻が下という関係性ができてしまっています。

この状態で、奥さんの方が丁寧なコミュニケーションを心がけても、
元々の接し方とほとんど変わらないですし、
ご主人もそれが当たり前と感じてしまって、あえて取り合おうとしません。

だから、まずは対等な関係性を築くことが大事なんです。

このような場合ですと、上の立場にいる夫にひるまないように
心を整えていくことをカウンセリングでサポートしています。

そうすることで、相手もボールをキャッチできる態度に変わっていきます。
そこからが、コミュニケーションスキルを生かすスタートになります。

もしあなたが今、頑張ってもうまくいかない…と感じていたら、ぜひ相談してくださいね。

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