性(セックス)依存症と家族の対応方法

性(セックス)依存症とは

依存症はコントロールが効かなくなる病気、です。

ちなみに性依存症は、正式な病名、診断名ではありません。

国際疾病分類(ICD‐10)では、「性嗜好障害」とされています。精神科の診断基準はアメリカのDSMにのっとっていますが、ウィキペディア情報では、病気として認めてしまうと(おそらく離婚裁判の際に)不倫の言い訳に使われてしまうから公認できない、らしいです。なんともアメリカ的な感じ。

とはいえ、依存症界隈ではアルコール依存や薬物依存と同様に考えることが主流です。

セックス依存症は、セックスのコントロールが効かないということ。

・特定のパートナー以外でも関係を持ってしまう
・並行して何人もの人と性的な関係をもつ
・イライラする、何かストレスを感じるとセックスで解消しようとする
・風俗にはまる(時間・お金がコントロールできない)
・自慰行為がコントロールできない

などが症状としてあげられます。
痴漢や盗撮などの犯罪行為を繰り返す人も、性依存症と言えます。

 

これは私の印象ですけど、

セックス依存のある女性は、
対人関係でお互いの気持ち・感情をやり取りするのが
苦手な方が多い気がします。
自分の気持ちがよくわかっていなかったり、
相手がどう思っているのか、なんとなくつかめなくて、
ふわふわした対人関係で生きている。

その点、

セックスは直接身体が接触するので、はっきりした感覚が
持ちやすくて、その時だけ

「私、必要とされてる」

「私、生きてる」

って感覚になる、という話をよく聞きます。
(この辺は自傷行為をする心理に近いかも)

男性の場合はもっとアグレッシブというか、

「スカッとしたい」

「イヤなことを忘れたい」

とか、支配欲を満足させたい、という印象です。

リスクは、なんといっても性感染症
特に女性は、妊娠・出産への影響に気を付けたいところです。

あと、不倫関係ですと慰謝料請求されるとか、

社会的な制裁を受ける、とかでしょうか。

でも、依存真っ最中の人にリスクを説明しても、あんまり
ブレーキにはなりません。(再発の予防には有効ですが。)

しっかり依存を断つには、どの依存にも共通することですが、
依存しなければならない、根っこにある問題に取り組む必要があります。

まずはご本人が自分の問題を認め、しっかり治療しようと

思うことが大事ですね。

 

家族としての対応方法

家族は、本人が自分の問題だ、と思えるようなアプローチを

する必要があります。

性依存症の場合も、他の依存症同様、CRAFTは参考になると

思いますし、私もCRAFTにのっとってアドバイスしてます。

 

たいていの性依存の人は、パートナーにばれないように

色々工夫し、家族の前では「いい夫(妻)、いい父親(母親)」であり、

職場でもそれなりにうまくやっている人が多いです。

それゆえ、パートナーが本人の性依存に気づいたときの

衝撃は、とても大きいです。

まだ「飲みすぎて困る」「パチンコで困る」であれば、

親しい友人には打ち明けられるものの、セクシャルな内容は話題にも

できないですよね。

本人が法に触れる行為をしていれば、本人と離婚しなければ、

犯罪者、加害者の家族になるというリスクも抱えています。

 

そんな理由から、親にも友人にも相談できず、

性依存症者の家族は孤独になりやすい

と思います。

自助グループ(SA-non)を活用してもらえればとも思いますが、

グループの数も少なく、物理的に難しいかもしれません。

 

ご家族にしっかり伝えたいのは、

「依存症は本人の問題。家族のせいではない」

ということです。

責任は本人がとるべきものです。

尻ぬぐいしないこと、家族として責任を感じすぎないようにしましょう。

そして、ぜひ家族自身がどうしたいか、で

本人と離婚するかしないかは決めてほしいです。

次に問題が起きたら離婚、など、基準を設けておくこともいいですね。

 

ご本人を治療につなげたい、サポートしたい、

どう接していくのがいいか、もっと詳しく知りたい、

自分の気持ちの整理がしたい

ということがあれば、ぜひご相談ください。

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