とある日のアンケートに、「浮気ごときでお金を使いたくないんです」
と書かれてしまいました。

私のカウンセリングが無価値のように言われてしまい、
悲しい気持ちになりましたが、私の気持ちはひとまず置いといて、
同じように思われてる人も、少なくないんじゃないかなと思いました。

「たかが浮気ぐらいで」と、浮気を軽視している人です。

これについて、私は以下の2点を主張したいです。

①浮気・不倫は命を奪うリスクのある、重大な事件・事象であること
②軽視の背景は、浮気する側、浮気容認派からの洗脳ではないか

①については、浮気された側の心の傷は、周囲が考える以上に深いものです。

もちろん、それまでの夫婦関係や、ご夫婦のそれぞれのパーソナリティによって、大小の違いはありますが、カウンセリングの中で「死んでしまいたい、消えてしまいたい」という思いはよく聞きますし、(不倫した夫を)「殺してやりたい」「事故にでも遭えばいいのに」という声もわりと聞きます。

先日も、母子が無理心中し、不倫相手が殺害された事件がありましたよね。

事件の真相はまだ見えてませんが、罪のない子どもたちまで巻き込まれてしまうケースもある、これでも浮気「ごとき」と言えるでしょうか…?

②について、浮気「ごとき」と書いた方、私のアンケートにご協力いただいたということは、不倫された側の方だと思うんですよね。
傷ついてる側のはずなのに、「ごとき」と言えてしまうのは、自分の傷つきを認めたくない、認められない、ということなんだと思います。

自分の弱さを認めるって、勇気のいることですよね。
「私はこんなことで傷つきたくない、負けたくない」という気持ちもわかります。

でも、①にも書いたように、浮気って、十分に大きな被害なんです。
信頼していた人から裏切られて、ダメージを受けない人なんていません。

不倫した側はよく、「そんなつもりじゃなかった」と言います。
家族に迷惑かけてない、よその女と遊んだだけ、離婚なんて考えてないんだから、と。

これはとても残念なことですが、日本は、まだまだ男女平等の社会に至っていません。

昭和以前の「(酒を)飲む、(博打を)打つ、(女を)買う」という意識が、多くの男性の中にはまだ蔓延っています。

そしてその声はいまだに大きくて、世の中にも浸透しています。そういう声に洗脳されて
いれば、浮気を軽視するようになってしまいますよね。

私が相談室を開業して、もうすぐ8年目になりますが、
浮気・不倫問題からの回復って、女性の人権の回復とほぼ同義なんじゃないかな
と最近考えています。

「人権」という言葉だと、堅苦しくて大きく聞こえてしまうかもしれませんが、
「浮気相手の女性をモノのように扱うのをやめる」というだけではなくて、
「妻をパートナーとして尊重する」という意味でも、大事なことだと思います。

これからも、ご相談にいらした人の心身、生命を救うこと、
未来を切り開いていくことに全力を注いでいきたいと思います。

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依存症というのは、「やめたいのにやめられない」という心の病気です。

実は浮気や不倫も、アルコール依存や薬物依存のように、ダメだとわかっているのに止められない、という状態に陥ってしまっていることが多いんです。だから、何度言っても別れてくれない、やっと別れさせたと思ったら復縁していた…ということが起きてしまうんです。

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