私のクライアントさんの多くの方は、お母さんのことが好きで、良好な関係にあります。
私は未だに、母との関係をこじらせているので、ちょっとうらやましくもあります(笑)。
ただし。
それがあだになってしまっている部分もあるんです。
クライアントさんのお母さん世代は、まだまだ、外で働くお母さんが少数派だったと思います。
私の小さい頃を思い出しても、だいたいみんな幼稚園に通っていて、
保育園に行っている子は、「お母さんが家にいなくてちょっとかわいそう」みたいな風潮でした。
なので、今よりずっと、
「子どもに寂しい思いはさせてはいけない」
「家事・育児がおろそかになってはいけない」
「子どもの学習が遅れてはいけない」
というプレッシャーと戦ってきた世代だと思うんです。
周りを見ても、今の50代から60代の女性、スーパーウーマンが多いなって感じてます。
働いている人なら、仕事も家庭もどっちの役割もきちんとこなす人。
専業主婦の人でも、料理に手を抜かなかったり、
子どもの幼稚園バッグとか、手作りにこだわりをもっているような人。
本当に、単純にすごいです…!
カウンセリングの中でお母さんのお話を伺うと、こういうエピソードがよく出てきます。
そしてだいたい、家庭の中の主導権はお母さんで、お父さんはほとんど登場しない
そういうお母さんを尊敬することは、いいことだとは思うのですが、
でも一方、そのお母さんが、
「自分の将来、目指すべき母親像」になってしまうと、苦しくなってしまいます。
「私みたいになりなさい」と直接お母さんから求められている人もいれば、
無意識のうちにスーパーウーマンになることを期待されていたり、
一番近い同性ということで、モデルにしている場合もあります。
(私の場合は、実の母があまりにエキセントリックなので、友人の素敵なママに憧れていました(笑))
完璧な母親、完璧な妻なんて、いないんです。
そして、あなたとお母さんは、違う人間です。
同じようにならなくていい。あなたらしい母親・妻になったらいいんです。
「こうでないと」や、「こうしなくては」、「こうあるべき」を手放していくと、
ずっと自分が楽に生きられるようになりますよ
パートナーとの関係も、きっとよい方向へ変わっていけるはずです。
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