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【相談Q&A】職場の飲み会で失態…お酒はやめなくちゃだめですか

頂いたメールのご相談と、そのお返事です。

メールでのご相談は無料です(原則1往復)。

少しお時間いただくこともありますがご了承ください。


24歳、社会人1年目の女性です。

先日、職場の人達と一緒に、仕事終わりに飲みに行き、飲み過ぎてしまい周りに大変迷惑をかけてしまいました。

1次会で、ビール1杯、ハイボールを2,3杯飲んだ後、二次会では一人1本ずつくらいのワインを飲みました。

2次会の後、3次会のお店にも行ったみたいですが、そこでの記憶はほとんどなく、その場にいた人の顔をうっすら覚えているだけで、何を話したかは一切覚えていません。

その場で、恐らく一人で帰ることが出来ない状態になり、職場の方に大変な迷惑をかけてしまいました。

翌日、その場にいた方々には謝罪の連絡をしました。

皆さん、優しくて、「また飲みにいこう」、「次から気をつければ良いから」、「気にしすぎないで」とお声かけ頂きました。

しかし二度と同じ失敗を繰り返したくないです。

そのためには何かを変えないといけないと思いますが、具体的にどうするべきなのか悩んでいます。

前提として、私は職場の方達とお酒を飲む場は好きです。

性格的に自分から誘うことはないですが、誘ってもらえると嬉しいです。

理由は、普段は仕事場なのであまり長くは話せませんが、飲みにいけばいろいろなお話ができたり、それによってその人をより知ることができ親睦が深まるからだと思います。後は単純においしいお料理やお酒が好きです。

自分のお酒の適量は、飲むペースにもよりますが、恐らくハイボール3杯くらいだと思います。

問題はつい飲み過ぎてしまうことです。

飲み過ぎてしまう原因は、周りの人のペースに合わせてしまうことだと思っています。周りが2杯しか頼まなければ自分も2杯しか飲みません。逆にその場の方達が注文し続ければ、自分もそれに合わせてしまいます。また、その場が楽しければ楽しいほど飲んでしまいます。

お酒を飲んでいるときは、頭痛や吐き気などを全く感じないので、途中でストップしなければ、という意識が働きません。直前まで普通で、急に潰れるタイプなため、周りの人も私の酔い加減に気付きづらいと思います。

今回のように失敗してしまった直後はいつも気をつけていられますが、しばらくすると忘れて気を抜いてしまいこのような結果になってしまいます。

実際に過去にも1年に1,2度このような失敗を繰り返しています。

これまでは学生の失敗という感じでしたが、今回は社会人となり初めてこのような失敗をしてしまい、正直自分に呆れますし、このままではずっと同じ失敗を繰り返してしまうと思います。

でももう二度とこんな失敗はしたくないです。

自己コントロールができないのはダサいですし、それによって人に迷惑をかけたり仕事に影響が起きるのはもう本当に最悪です。

また、今回の失敗の原因を考えるうちに、自分はアルコール依存症かその予備軍なのかもしれないとも思いました。

普段、一人でお酒を飲むことはほとんどありませんし、毎日飲みたいとも全く思いません。しかし、3人以上とのお酒の場では、飲み始めると飲み過ぎてしまうことがあります。また本当に酔っぱらうと、もっとお酒を飲んでしまっているようにも思います。また関係ないかもしれませんが、自分の母親も重度ではありませんがアルコール依存症の節があります。

まとまりがない文章となってしまいましたが、以上の理由から今後同じ失敗を繰り返さない為に自分で考えた策は、

①お酒を一切やめる

②お酒を飲む量を決める。何でも1日3杯まで。

このどちらかかなと思いました。

ただ、このどちらにも少々問題があります。問題というか自信がありません…。意志の強さの問題と言われればそれまでなのですが…。

①は、金輪際自分の人生からお酒を一切消すということがちょっと惜しいと思ってしまう気持ちがあります。

また、お酒を飲まなくなったら、人から誘ってもらえなくなってしまうのではないかとか、ノリが悪いと思われたりしないかなどの不安もあります。

今回謝罪した方の中には、「また飲みにこう!これにこりて一切飲まなくなるっていうのが一番つまらないからね」と仰った方もいらっしゃいました。

②については、一番理想ですが、正直3杯までと決めてしばらくは失敗しなかったとしても、失敗を忘れてきた頃に、また同じ失敗を犯してしまいそうな予感がします。完全に自分の意思が弱いことが原因ですが、一滴でも飲み始めれば正常な判断ができなくなると考えると、この3杯までにするというのに自信がありません。

言い訳みたいな内容になっていますが、とにかく同じ失敗を繰り返さないためになんとかしたいです。解決策も自分で二つ考えましたが、正直どちらがいいのか、またどちらにしてもそれぞれの不安要素があります。またそもそももっと違う策があるのか、など悩んでいます。

一日考えてもぱっとせず、誰か第三者の意見もきいたほうがいいと思い、周りに相談したかったのですが、内容が自分の弱い部分、恥ずかしい部分そのものであり、なかなか相談もしづらく、今回メールさせていただきました。

自分の意志を強く持ち成長したいという気持ちの一方、もう誰かにあなたは病気なので一切飲んではいけませんと突きつけてもらいたいと思う部分もあります。

恐らくこの期に及んでまだ本気で反省できていないから、①の選択肢をとれないのかもしれないとも思います。突然のご連絡、また長文となってしまいましたが、厳しいご意見でも構いません、率直なご意見をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。


メール拝見しました。

詳細にありがとうございます。
お酒のことでお困りなんですね。

社会人1年目で、お酒を飲みに行った時の失敗から「このままではよくない」と考えているだけで、素晴らしいと思います!

アルコール依存症か、その予備軍では?とのこと、

依存症は「コントロールできない」という病気なので、普段は全く飲まなくても、1度飲んだら歯止めが効かなくなる、というのは結構心配な状況ではあります。また、進行する病なので、今は毎日飲んでいなくても、次第に飲酒量が増えてしまうことも考えられます。

依存症かどうかの正確な診断については、専門医の診察が必要です。

もしはっきりさせたいということなら、依存症治療を行っている病院を受診するのが確実です。

そのうえで、私からアドバイスするなら、まずは断酒ではなく節酒から取り組んでみてはいかがでしょうか。

Sさんの方針で言えば、1ではなく2から、ということですね。

今は一人でいるときに飲みたいと思わない、飲みすぎてしまうのはは3人以上の飲み会に限られる、とのことなので、

そこでコントロールができるのかどうか、まずは試してみるのもありかと思います。

ただし。

1日3杯まで、というのは、すでに結構多量飲酒です。

女性の安全な飲酒量は、男性の半分程度と言われています。

Sさんはもともと体質的に、お酒に強いタイプなのだと思いますが、この手の方はたくさん飲めてしまうゆえに、アルコールを過剰摂取してしまいがちなんです。

飲み会に行くなら、ビール・もしくはハイボール1杯のみ、それ以降はノンアルコールビールやカクテル、もしくはソフトドリンクでその場を過ごすことをお勧めします。

以下リンクのチェックリストも参考になるかと思います。↓

https://www.kirin.co.jp/csv/arp/proper/check_list.html

それでもコントロールできないようなら、やはり断酒を考えるべきかと思います。

最初のうち頑張れても、しばらくしたら、また飲んでしまうのでは、と、心配されてますよね。

それは本当におっしゃる通りで、依存症の場合、一生断酒、つまり、死ぬまでお酒は飲めない、ということになります。みんなどう頑張っているかというと、「今日1日飲まないでいよう」と、その日飲まないことだけに集中します。その1日を積み重ねていく、というイメージです。何十年やめ続けると考えると苦しいけど、その日だけなら、と、ちょっと気が楽になりますよね。

今現在、Sさんがアルコール依存症だ、専門治療が必要だ、と明言はしませんが、

〇「誰にも迷惑をかけたくない」という真面目さ

〇お母さんがアルコール依存症のよう

というのは、少し引っかかります。

お酒を通して、自分の問題に向き合ってみるのもいい機会だと思います。

お酒を飲むことで、自分がどんなメリット・デメリットを感じているのか、

特に精神的な面について、整理してみてください。

長くなりましたが、お役に立てれば幸いです。陰ながら応援しています。


未だに昭和時代の「飲み会」文化をひきずっているところも、結構あるようですね。今回の職場の同僚の方々には悪意はないようですが、同僚に意識を失うまで飲ませてしまう職場も、問題あるように感じました。「進んでお酒を飲む子が従順でいい後輩」という古臭い認識がまだあるのではないでしょうか。

これは完全に私の独断ですが、女性はお酒を飲まない方がいいと思います。

その理由は以下3つ

①男性と比較して、体質的にアルコール分解能力が低いことや、妊娠中に飲酒していると胎児に影響があることなど、身体的な理由

②酔わせて判断能力を奪ったうえでレイプする、という事件から身を守る、防犯的な意味合い

③アルコールによって良質な睡眠がとれなくなると、肌荒れの原因になるなど、美容的な意味合い(常にお酒を飲んでいる人は、男女問わず確実に老けています)

です。

飲酒って、身体に毒をちょっとずつ入れているようなものなんですよね。

自分の身体を可愛がる、思いやるという視点からも、「飲み方」については、多くの方に考えてほしいなと思います。

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